忙しさと癒しの休日
週に1回休むか休まないかくらいで、自分の会社を経営していた時期がありました。そのとき、唯一の休みの日には、やらなければならないことや、自分のやりたいことを詰め込んでいました。役所に行ったり、病院に行ったり、美容室に行ったり、マッサージを受けたり、スーパー銭湯に行ったり、友達に会ったり、映画を見に行ったりと、癒されるために忙しい1日が週に1回ありました。
その中で旅行にも行ったことがあります。前の晩に出発して、その日、次の日を楽しみ、夜中や翌朝に帰ってくるという弾丸旅行も年に1、2回していました。3連休や4連休を取ることはほとんどなく、本当に休むことが怖かったのです。
当時は今よりも精神的に不安定で、ワーカホリックだったのかもしれません。3日4日休むことに対して恐怖感を持ちながらも、常に旅に出たいと思っていました。特にシュノーケリングが好きで、沖縄や伊豆諸島、グアムによく行きました。グアムには2泊3日でよく行き、夜に到着して2日ほど遊び、またその日の夜に帰ってくるというスケジュールでした。
海外弾丸ツアーの計画
パリやロンドンにも弾丸ツアーで行ったことがあります。これも自分で計画して、2泊3日で行きました。できるだけ格安で行こうと思い、LCCは使わず、中東系の航空会社(カタール航空、エミレーツ航空、エティハド航空)を利用していました。中東のドバイやアブダビ、サウジアラビア経由でパリやロンドンに行きました。待ち時間が長いのもそれなりに楽しんでいました。
言い訳をしない生き方
「忙しいからできない」という理由でやりたいことを諦めるのが嫌だったのです。忙しいから海外旅行に行けない、シュノーケリングに行けない、仕事があるからやりたいことができない、そういった言い訳を自分に対してしたくなかったのです。誰に言い訳するわけでもなく、自分自身にです。結局、誰と戦っていたのだろうと思うと、今も私は私自身と戦っているのだと思います。
続く自分との戦い
自分の治療院を経営していたときも、仮想敵のようなものを作っていましたが、結局は自分との戦いだったのだと思います。そして今も、違う意味での自分との戦いは続いています。そんな感じで、日々を過ごしています。
まとめ
自分の会社を経営していた時期、休みの日も忙しさに追われながらも、やりたいことを詰め込んで過ごしていました。ワーカホリックであることから、長期間の休暇を取ることに恐怖を感じていたものの、旅行やシュノーケリングへの情熱は常に持ち続けていました。弾丸ツアーを計画し、短期間で海外を訪れることで、自分のリフレッシュ方法を見つけていました。
「忙しいからできない」という言い訳を自分に対してするのが嫌で、常に自分の限界に挑戦し続けました。誰と戦っているのかと言えば、それは他でもない自分自身でした。現在も違う形で自分との戦いは続いていますが、その過程で得た経験や学びは大きな財産となっています。
休みの日をどう過ごすか、自分のやりたいことをどのように実現するかを模索し続けることが、自己成長と充実感につながるのだと実感しています。自分の限界を決めず、挑戦し続けることの大切さを改めて感じる日々です。